2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧
パンデミック中のFOMO(Fear of missingout)について書いたのは、去年の7月末だ(「パンデミックの中のFOMO」を参照)。FOMOとは、日本語で言うならば「取り残されることへの不安や恐怖」となり、情報化社会が生み出した一種の現代病である。詳しくは前の日記…
最近同じようなことばかり書いているような気もするのだが、しょうがない。だって、ニュースが同じような警告を繰り返しているのだ。再び感染拡大の波がやってくるかどうかについて。 新政権はどうしても再拡大を回避して、このまま米国をパンデミックから救…
3月も終わりに近づき、米国の学校は、登校しているにせよオンラインスクールにせよ、残り2ヶ月ほどで学年末となり夏休みに突入する。パンデミックが始まってから2回めの夏休みだ。例年であれば、今頃はそろそろ夏休みの計画を絞って、予約をしていなければい…
急速に減少していた米国の新規感染者数が、緩やかながら再び上昇傾向を示し始めている。ワクチンの接種が進んでいるとはいえ、再び感染拡大の波が訪れる可能性を否定できないと専門家がこぞって警笛を鳴らしているところだ。幸いなことに、ここカリフォルニ…
本日、カリフォルニア州のニューサム知事の発表によると、ワクチンの接種対象を近日大幅に拡大するらしい。 現在のワクチン接種対象は、65才以上、医療関係者、警察や消防署などのファーストレスポンダー、教育関係者、食品関係者などのエッシェンシャルワ…
ひさびさに興味深い数字の話を読んだので、そこからの情報。 米国教育省は、パンデミックになってから初めて大規模なアンケートを実施し、パンデミックにおける学校体制についての包括的な現状把握を行った。この情報によりバーチャルクラスを受講している生…
本日正式にシリコンバレーが属するサンタクララ郡がオレンジティアに昇格した。明日から規制がもう一段階緩和されることになる。 そこで、なにができるようになるのかを再復習。 まあ、細かく言えば実にたくさんの規制がちょっとづつ緩和されるのだけれど、…
日本にもある米国の人気ドーナツチェーンクリスピークリームの発表によると、今日から、全米のクリスピークリームのキャンペーン参加店で、ワクチンを接種した証明カードを提示するとオリジナルグレーズドドーナツが1つ無料でもらえるそうだ。 それも一回だ…
冬の危機的な感染拡大が収まって規制が1段界緩和されたレッドティアになってから3週間(「レッドティア再び、テキサスの憂鬱 」を参照)、シリコンバレーが属するサンタクララ郡は順調にその感染者数を減らし続け、この様子ではたぶん今週の火曜日のには更に…
今日フランスで、パリやその他の都市に再びロックダウン開始の掛け声がかかった。すでにイタリアではロックダウンが始まっているし、ドイツはロックダウンを始めていないまでも、その可能性については、現在の拡大状況が続けばありうると発表されている。 ワ…
アジア系アメリカ人に対するヘイトクライムが広がっている。昨日アトランタで発生したスパ3件の連続発砲事件の被害者8人のうち6人がアジア系アメリカ人だった。3件のスパの経営者が全員アジア人だったことを考えれば当然の結果だ。 現在、犯人がアジア系…
ヨーロッパの感染拡大と春休みの大学生の動向を受けて、新たな感染拡大を心配する毎日ではあるが、現在の COVID-19 Prediciton サイトによると米国に新たな感染の波は来ないという予測がたっている。しかし、これはあくまでも現時点の予想なので来週になった…
我らがファウチ博士が、ヨーロッパの感染拡大状況を心配している。これまでも、ヨーロッパの感染の波は、常に米国の感染の波が始まる数週間前に始まっている。ということは、米国でも数週間後にヨーロッパを追うように感染の波が発生する可能性があるのでは…
「肥満とCOVID」にも書いたように肥満は Covid が重症化するリスクを高めることがわかっている。このため、州や郡によっては、BMI値が30以上の人々にワクチンを優先的に摂取させる動きがあって、それらの人々にワクチン接種可能通知が届き始めたらしい。 こ…
米国の感染状況が急速に減少し、多くの米国人がほっと息をついて、各州の規制緩和が進んでいる地球の裏側で、ヨーロッパは新しい感染の波の予感に怯えている。ドイツでも警戒態勢がとられているし、イタリアでは再ロックダウンの可能性が取り上げられている…
一年前の今日、WHOはCOVID19によるパンデミックを宣言した。 あれから一年、米国はまさしく激動の年だった。パンデミックによる世界一の感染者と死者を出しただけでなく、大統領選挙がからんだために世論の二極化が発生し深い分断が表面化した。同時に、警察…
米国の大学は9月に始まって6月に終わるので、春休みは学年の最後ではない。どちらかというと、最終試験の準備にはいる前の一休み的な時期にある。 米国の大学生にとって、春休みはちょっと特別だ。3月末または4月初旬の比較的時間のある時に設定されているこ…
ニュースを見る人であれば薄々感じていたのではないかと思うけれども、COVID19の感染によって亡くなる人と肥満には関係があるこという研究結果が発表になった。感染リスクは同じだと思うのだが、症状が悪化するリスクは相当高くなってしまうらしい。 パンデ…
今日のCDCの発表によると、ワクチンを接種して2週間以上立った場合、ワクチンの接種を完了した者同士であれば、室内に集まりマスク無しで過ごしてもよいという見解がでた!「普通」の生活への第一歩となる。 ファイザーやモデルナのような2回接種が必要なワ…
意外と早い手順で、米国ではCOVID19を発端とした経済打撃を救済するための3度目の大型予算が可決された。3度目の特別給付金を含むこれが、またかなりの大型で個々の家庭への現金給付、失業保険金の上積み、スモールビジネス援助、教育関係への特別給付、など…
仕事がとんでもなく忙しくて日記を開く暇もなかった。仕事の量が溜まっていることもあるけれど、パンデミックの影響なにかなんなのか、最近顧客のネットワークセキュリティが一層厳しくなっている。そのために、以前と同じ手順でできたことができないケース…
仕事がとんでもなく忙しくて日記を開く暇もなかった。仕事の量が溜まっていることもあるけれど、パンデミックの影響なにかなんなのか、最近顧客のネットワークセキュリティが一層厳しくなっている。そのために、以前と同じ手順でできたことができないケース…
とにかく学校を開けなければいけないらしい。 去年の3月からカリフォルニアの6百万人を超える生徒たちは自宅でのオンライン授業を受けているのだが、今年の2月に入ったあたりから、多くの生徒が辛抱の限界に達し始めたらしい。多くの子供たちの間でやる気が…
昨日書いたテキサスのマスク着用規制の撤廃を受けて、バイデン大統領は「ネアンデルタール人的思考」であり、今最も行うべきではないことだと、バッサリと切り捨てた。これを読んで思い出したのは、数ヶ月前に、ネアンデルタール人のDNAを受け継いでいる人は…
シリコンバレーの属するサンタクララ郡が、州の制定する最も厳しい規制緩和レベルであるパープルティアからレッドティアに昇格した。カリフォルニアの規制緩和を制御するティアシステムについては、「再挑戦」を参照してほしい。 そこで、これまでのシリコン…
シリコンバレーの属するサンタクララ郡が、州の制定する最も厳しい規制緩和レベルであるパープルティアからレッドティアに昇格した。カリフォルニアの規制緩和を制御するティアシステムについては、「再挑戦」を参照してほしい。 そこで、これまでのシリコン…
カリフォルニアでもとうとう教師のワクチンの接種が開始され、学校の再開計画が刻一刻と進んでいる。カリフォルニアで学校が閉鎖されてから後2週間で一年のアニバーサリーを迎えるが、いまだに多くの公立校は再開されていない。シリコンバレーがあるベイエリ…