シリコンバレーロックダウン後日記

起点はシリコンバレーがロックダウンされた2020年3月。2021年6月、シリコンバレーのロックダウンが解除されてから、シリコンバレーと世界がどのように回復に向かっていくのかを日記に記録してみようと思う。

姉妹サイト「シリコンバレーをよむ」もぜひご訪問ください

副反応の一般症状

さて、Pfizer の二回目のショットを来週の月曜日に控え、火曜日に仕事の休みを取るかどうかを検討している。なぜなら、周りの非常に多くの人が二回目のショットの後、具合が悪くなっているからだ。そして大抵の人は接種した日は平気なのだけれど、24時間ほど立った翌日に具合が悪くなっているようだ。

さて、ワクチンの副反応について書く前に、ワクチンとCovidのリスクの比較をしてみよう。ワクチンの接種を危険だという人には、ぜひ知っておいてほしい知識だ。4月2日の時点での米国の感染データをとりあげると、人口100万人に付きCovidに感染して入院した人の累計は6326人だった。同様に人口100万人に付き亡くなった人の累計は1693人となる。これに対し、100万人の接種者のうち、深刻な副反応が発生した人の累計は52人であった。その数字の差は歴然であり、ワクチンのリスクのほうが、はるかに感染して死に至るリスク相当低い。

副反応の中でも特に恐れられているのはアナフェラキーショックだと思うが、接種者100万人に付きModernaでは2.5人、Pfizer では4.7人だそうだ。ちなみに一般的なインフルエンザの予防駐車では1.4人なので、若干高めではある。しかし、帯状疱疹のワクチンは9.6人なので、帯状疱疹のワクチンが広く摂取されていることを考えれば、そのリスクは高いとはいえないだろう。

それほど深刻ではない副反応についても検討してみよう。まず、接種した腕の痛みだが、Pfizer で72.9%、Modernaで78.1%の人が報告しているということでこの副反応はあるほうが普通だと思ったほうがよい。私も一回目の接種のときでも腕は相当痛くて夜中に寝返りをうったら痛くて目が覚めたくらいだった。だるさは Pfizer で21.9%、Modernaで25.1%、頭痛は Pfizer で17.5%、Modernaで19.9%だそうだ。熱や寒気になるとぐっと減ってPfizer で6%弱、Modernaで8%強といったところらしい。そして、副反応は大抵、女性の方が出やすく、若いほうがでやすい。

私がちょっと注目しているのは接種箇所の腫れや蕁麻疹で、Pfizer で6.2%、Modernaで12.6 %となっている。なんで注目しているのかというと、一回目の接種の後、腫れや蕁麻疹が起こったわけではないが、非常に痒みが強いバラ色のシミのような湿疹がいくつができたためだ。それも非常にかゆい胴回りを中心にである。私はもともとアレルギー湿疹体質なので最初は特に気にならなかったが、タイミングがあまりにもワクチンの接種と近かったのでちょっと調べてみたら、蕁麻疹の副反応と一緒に湿疹についても小さく記載してある記事があり、そこに載っている写真を見てみたら、自分のお腹に浮き上がっているバラ色のシミとそっくり同じだった。あまり一般的ではないがそのような副反応もあるらしい。たぶん、二回目の接種でも出るんじゃないかと思ってちょっと憂鬱だ。

湿疹ぐらいで文句をいうなという話もあるが、腹回りの柔らかい肉のところにできる湿疹というのは、なったことがある人なら同意してくれると思うのだが気が狂いそうなほど痒い。抗ヒスタミン薬を飲んでも、塗り薬をつけても痒いものは痒い。また、湿疹というのは、かけば十中八九悪化する。そして、体温が上がれば悪化する。湿疹がひくまで、薄着をして、晩酌もできずに、「あぁ、さむぃ!かゆぃ!」とため息をつきながら一週間ほど暮らすことになる。

はたして、来週、どんな副反応がみられるだろうか。もちろんみられないに越したことはないけれど。

 にほんブログ村 海外生活ブログ サンフランシスコ・ベイエリア情報へ    

もっと読みたい!SF・ベイエリア人気ブログはこちらから!

もっと読みたい!カリフォルニア州人気ブログはこちらから!

PVアクセスランキング にほんブログ村