CA Notify:コンタクトトレースアプリの仕組みのおさらい
先日も日記に書いたが、本日カリフォルニア州とGoogleとAppleの技術協力により開発されたコンタクトトレースアプリ CA Notify がリリースされた。そこで、その使用方法と仕組みを簡単におさらいしておこうと思う。
まずインストール方法だが、カリフォルニアでAndroidを持っている人は通知が来ているのでは無いかと思うが、Google Play から CA Notify という名前で検索してインストールして使用を有効にする。iPhoneを持っている人は13.7よりも新しいOSにアップデートすると「設定」画面の中に組み込まれている。日本語だと「接触通知」英語だと`「Exposer」というメニューアイテムだ。アイコンがウィルスのような形になっている。このメニューアイテムを選択して、使用する国/地域を指定するところで米国カリフォルニアを選択して、通知をオンにすればいい。非常に簡単な設定なので、5分もあれば十分だろう。
次に仕組みだが、いくつか重要な情報があるので以下に箇条書きにする。
1)このツールは個人情報や場所を追跡することはない。ブルートゥース信号により、お互いが6フィートよりも近く15分以上いる携帯電話を検知するしくみである。
2)このような状況を検知した携帯電話は、電話の持ち主のIDや場所情報は明かさずに、お互いの情報を記録する。
3)もし、CA Notifyをインストールしたユーザが、ウィルス感染テストで陽性になると州の衛生局から確認コードがもらえるので、それを使って CA Notify から、陽性者の近くに過去14日間接触した電話に対して通知を発信する
4)すでに20州が、同じような仕組みを使って接触通知アプリを作成し使い始めている。
この仕組は、インストールして使用する人が多ければ多いほど、その目的を果たすことができるので、州からインストールして使用するように強く呼びかけられている。
とここまで書いたところで眠気に襲われて居眠りをしてしまったので、今日はここまでで。