シリコンバレーロックダウン後日記

起点はシリコンバレーがロックダウンされた2020年3月。2021年6月、シリコンバレーのロックダウンが解除されてから、シリコンバレーと世界がどのように回復に向かっていくのかを日記に記録してみようと思う。

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ワクチン宝くじ詐欺に注意!

Vax Pot ワクチン宝くじ、きました!」で説明したように、総額1億1600万ドル(日本円にして116億円)という、大盤振る舞いのカリフォルニア州ワクチン宝くじが現在進行中だ。毎週金曜日には5万ドルの辺りが15本でているし、来週の火曜日15日カリフォルニア再オープンの日にはん、なんと150万ドルの当たりが10人もでるというのだから注目度も高い。おかげでカリフォルニアのワクチン接種者が順調に増え続けているという話だ。

さて、これに伴い、ワクチン宝くじ詐欺なるものの危険性が高まっている。このワクチン宝くじは当選者の個人情報は本人の許可がなければ公表されない。当たり番号は公表されるが、その番号が誰に紐付けされているかは基本公表されないのだ。では、どうやって自分が当たったかどうかわかるのかというと、ワクチン接種時に登録した電話番号とメールアドレスに当選した旨が連絡が来ることになっている。また、賞金は登録住所に小切手で送られてくる。

ということで、世の中の悪い人たちは、この仕組みを悪用して、まるで当選したかのような電話をかけてきて、個人情報を収集したり、お金をだまし取ったりする詐欺に使い始めている。注意が必要だ。

では、どうやって本物か詐欺かを見分けれはいい?本物だったらちゃんと対応しなくてはと誰もが思うところだろう。ということで、カリフォルニア州は次のような注意書きを掲載している。

・「Vax for the Win」には登録処理は必要ありません。

・すべてのワクチン接種者は自動的に登録されています。

・当選者は賞金を断ることができます。また、個人情報を公開しないこともできます。

・当選者のプライバシーは保護されています。

・当選番号がどの個人と結びついているのかを識別できるのは  California Department of Public Health だけです。

・当選者は  California Department of Public Health の職員から「State of CA CDPH」という ID から電話、テキストにより連絡を受けるか、CDPH からメールを受け取るか、もしくは訪問を受けます。

・当選者は賞金を受け取る資格があるかどうか確認のために料金を請求されることはありません。

・当選者は銀行口座の情報を尋ねられることはありません。

などなどである。もしこれらの情報と合わない電話やテキストやメールを受け取ったときは、詐欺だと思ったほうが良い。その場合は、ぜひ Department of Public Health (rumors@cdph.ca.gov) にメール、または 1-833-993-3873 に電話をして確認、報告することが推奨されている。

カリフォルニアの皆さん、気をつけましょう。

 

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